介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格を得るには

介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格を得るには、
@特定の国家資格を取得する、A相談援助業務に従事する、
B介護などの業務に一定期間従事するという3つの方法があります。

 

特定の国家資格とは、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、
看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、
介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、
栄養士(栄養管理士を含む)、精神保健福祉士です。

 

ケアマネジャーとしての資格を得るには、
保健、医療、福祉に関する一定の資格が必要です。
そして、その分野で一定の実務経験がある人に限られます。

 

医師や看護師など、医療に関する資格を持っていても、
社会福祉や介護福祉士など福祉に関する資格を持っていても、
一定の実務経験がなければ、受験資格は得られません。

 

福祉サービスだけでなく、医療の継続が必要な人、
リハビリテーションが必要な人など、
介護が必要な人の中には、色々な身体状態、精神状態の人がいます。

 

また、生活の環境によって、必要とされるサービスもさまざまです。

 

ケアマネジャーは、多様なニーズに応えるための
保健、医療、福祉に関する幅広い知識と経験が必要です。

 

そして、それらの広い知識と経験を基盤に、
専門性を高める事が求められるのです。

 

(1) 特定の国家資格を取得する

 

医師、看護師、保健師、社会福祉士、介護福祉士、栄養士など
保健、医療、福祉の分野の国家資格を取得し、
その資格に基づいて直接援助に関わる仕事を
5年以上かつ十時日数900日以上します。

 

専門分野で知識と経験を積む事で、
受験資格を得る事ができます。

 

勤務形態は常勤でも非常勤でもかまいません。

 

ですが、医師の資格を持っていたとしても、
研究者として研究だけに従事している場合は、従事日数には含みません。

 

実務として十分な経験があるかどうかが問われます。

 

医師や看護師、社会福祉士、介護福祉士などの国家資格を取得するためには、
保健、医療、福祉などの専門知識を必要とするので、
これらの資格のある人は、その資格に応じ、
実務研修受講試験の試験問題が一部免除されます。

 

(2) 相談援助業務に従事する

 

一定の職場での相談援助業務の経験が5年以上、
かつ従事日数が900日以上で、
受験資格を得る事ができます。

 

一定の職場とは、介護支援専門員に関する省令に定められています。

 

・施設などにおく事が義務付けられている相談援助職

 

生活相談員: 養護老人ホームや特別養護老人ホーム、
      デイサービスセンターなど老人福祉施設

 

児童指導員: 知的障害児施設、肢体不自由児施設などの児童指導員

 

その他の相談援助職: 市区町村の社会福祉協議会で壮夫弾援助業務を行っている人、
          保健所において公共医療事業に従事している人など

 

・その他の相談援助業務に従事し、一定の資格を満たす人

 

シニア住宅や福祉公社などで相談援助業務を行う人、
医療機関において患者やその家族に対し、
経済的または精神的な諸問題についての相談援助を担当している人など

 

また、対象となる相談援助業務の職場には、
民間非営利組織や民間企業が実施している居宅サービス事業も含まれます。
しかし、これらの事業所が市町村からの委託を受けているか、
民間事業者によるサービス指針(ガイドライン)を満たしている場合に限られます。

 

そして、相談援助に従事する人の場合は、
社会福祉主事やホームヘルパー2級などの資格を取得しているか、
施設で必置の相談援助業務において
一年以上従事した経験があるなどの要件を必要とします。

 

(3) 介護などの業務に一定期間従事する

 

国家資格を持っていない人でも、
相談援助業務を行っていない人でも、
介護などの業務に一定期間従事することによって
受験資格を得る事ができます。

 

ただし、取得している資格によって、
必要な実務期間は異なります。

 

・社会福祉主治任用資格やホームヘルパー2級等の資格を持っていて、
介護業務に従事した人は、5年以上かつ従事日数が900日以上あると
受験資格を得る事ができます。

 

この資格には、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、
看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、
介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、
栄養士(栄養管理士を含む)、精神保健福祉士なども含まれます。

 

ですから、社会福祉士の資格を持っている人が、
介護の仕事をしていた場合も、5年以上かつ従事日数が900日以上あると
受験資格を得る事ができます。

 

・資格がなく、相談援助業務の経験もないなど、
いずれの要件も満たしていない場合は、
従事期間10年以上かつ1800日以上の従事日数で
受験資格を得る事ができます。