介護支援専門員実務研修受講試験はどんな分野に分かれているのか?

(1) 介護支援分野

 

@ 基本視点

 

平均寿命の伸長や少子化に伴う人口の高齢化、
高齢者を取り巻く環境の変化、
介護問題が家族の問題から社会の問題へと変化した経緯を理解しましょう。

 

また、介護保険制度ができるまで介護はどのような制度で行われていたのか、
介護保険制度が社会保険方式で行われるようになったのはなぜかなど、
介護支援に関する基本的な視点について整理しておくことが必要です。

 

A 介護保険制度論

 

介護保険制度の目的、介護保険制度の対象者、
介護保険の手続きの方法等について確認しておきましょう。

 

また、介護保険制度の運営に関し、
国や都道府県、市町村にはどのような役割があるのか、
保険の財政など、介護保険制度の仕組みについての確認も必要です。

 

B ケアマネージメント機能論

 

介護支援サービスの基本的理念、意義、ケアマネジャーの基本姿勢、
ケアマネジャーの役割、ケアマネジャーの機能など、
ケアマネジャーに求められるものを理解しましょう。

 

C 要介護・要士園認定特論

 

要介護認定の流れについて、介護認定審査会について、
認定の結果に不服があった場合はどのようにするのかなど
確認し、理解しておきましょう。

 

(2) 保健医療福祉サービス分野

 

@ 高齢者介護総論「医学編」、「福祉編」、「臨死編」の3分野があります。

 

医学編: 高齢者の身体的、精神的な特徴、
    高齢者に多い疾病や障害について。

 

     介護技術の基本、医療が必要な人の介護などの具体的な知識、
    リハビリテーション、寝たきりから起こる廃用症候群について。
    認知症の高齢者ケアについて。

 

福祉編: 面接の技法、ソーシャルワークなどの
    社会福祉援助技術に関するものについて。

 

臨死編: 終末期のケアについて。
     在宅で看取りをする場合のチームケアの方法について。
     家族へのケアについて。
     死亡診断について。

 

A 居宅サービス利用各論

 

さまざまな居宅サービスの意義、目的、特徴について
理解を深めておきましょう。

 

B地域密着型サービス事業各論

 

住み慣れた地域で、介護が必要な状態になっても生活ができるように、
地域の特性に応じ、多様で柔軟なサービスが必要です。

 

そのようなサービスが提供される事を目的とし、
2006年から新設されたサービスについて確認しておきましょう。

 

C 介護予防サービス事業各論

 

地域密着型介護サービスと共に、
介護用具の観点から新設されたサービスに関する分野です。

 

介護予防サービス事業は、
要支援者が要介護状態にならないように
予防の目的で活用するサービスです。

 

D 地域密着型介護予防サービス事業各論

 

要支援者を対象とした地域密着型サービス事業について理解しておきましょう。

 

E 介護保険施設各論

 

 1. 指定介護老人福祉サービス

 

 2. 介護老人保健施設

 

 3. 指定介護療養型医療施設

 

これらの施設について、それぞれの意義や特色、
サービス内容、利用者の特性についての知識を深めておきましょう。

 

F 社会資源活用論

 

介護保険制度以外のフォーマルなサービス、
地域住民やボランティア等によるインフォーマルなサービスについて
理解しておきましょう。