ケアマネジャーの主な仕事と介護保険との関係

ケアマネジャーの主な仕事は、
「ケアマネージメント」です。

 

ケアマネージメントと言う仕事は、
今までは社会福祉の専門家や介護の現場で働く人たちの間で必要性が認識されてており、
実際には社会福祉士や社会福祉主事という人たちが、
自分達の仕事をしながら行っていたものです。

 

ですが、介護保険の施行と共に、このケアマネージメントの仕事は、
介護保険の中で、正式に「介護支援サービス」として組み込まれ、
介護支援サービスを提供する専門職として、
介護支援専門員(ケアマネジャー)と呼ばれる職種が誕生しました。

 

そして、介護支援専門員(ケアマネジャー)として行う介護支援サービスに対しては、
介護保険から「報酬」が支払われるようになりました。

 

今まで施設や福祉事務所の担当者が
必要にさまられ行っていた相談援助業務に対しても、
公的な制度によって報酬が認められたのは介護保険が始めてのことです。

介護保険制度

介護保険制度は、時代のニーズに応える形で2000年に誕生しました。

 

そして、介護保険制度の誕生によって、
福祉の世界は大きく変わっています。

 

<介護保険制度>

 

(1) 高齢人口の増加に比例し増え続ける介護費用をまかなうため、
   応益負担を原則とする社会保険方式の採用。

 

(2) 保険料を支払った人は全てサービスを受ける権利がある。

 

(3) 利用者本位で選択権がある。

 

(4) 民間活力の利用でサービス提供を競合させる。

 

 

このような介護保険制度によって生まれたケアマネジャーの仕事ですが、
初めのころは、その役割は十分理解されていませんでした。

 

そして「介護保険で給付管理をする人」というように
誤解されていたときもありました。

 

また、65歳以上の高齢者を見つけ、介護保険の申請や認定調査を代行し、
自分で外出できるような人を寝たきりに見せかけ、
「要介護5」などの認定をうけ、限度額一杯のサービスを受けたように見せかけ、
介護費用を騙し取るなどの悪事を働く業者などもでてきました。

 

このようなことがあり、5年後、大幅な介護保険制度の見直しが行われています。

介護保険制度の見直し

2000年に初めて介護保険法が施行された当時は、
多くの問題を抱えたままの見切り発車状態で、
ケアマネジャーの業務体制をみても、さまざまな矛盾が噴出してきました。

 

このようなことから、介護保険制度は5年後、大幅な見直しが行われました。